橋本唯香さんワークショップ(WS)開催報告
2025年10月31日に本学にて、橋本唯香さんによるワークショップが開催されました。
橋本さんは、日本女子体育大学舞踊学専攻卒業後にベルギーのブリュッセルに渡欧し、P.A.R.T.S.(パフォーミング・アーツ・リサーチ・アンド・トレーニング・スタジオ)で3年間のトレーニングプログラム修了後、ダンスカンパニーRosasに2016年より所属。2022年よりフリーランスとして、Rosasを始め、他のダンスカンパニー、舞台の仕事の他にワークショップや地域のダンスコミュニティーの繁栄に繋がる活動をされています。
今回は「Re:Rosas!」というプロジェクトの一環で、「Rosas danst Rosas」の振付を教えていただき、最後に撮影も行いました。
プロジェクトに参加した動画はyoutubeにアップ、「Re:Rosas!」の公式HPにも掲載されました。
ぜひそちらもご覧ください。
受講生の感想を紹介します!
ダンスカンパニーRosasの有名な作品「Rosas danst Rosas」の一部分を教えていただきました。1983年初演から世界中で今もなお再演され続けている著名な作品を、実際に踊られていたダンサーであり、しかも本学の卒業生である橋本さんに直接ご指導いただき、大変貴重な機会となりました。
動きには緻密さや感情が重力のように現れる奥深さがあり、4名のダンサーによって組み替えられる振付構成の精巧さを改めて実感しました。客観的に見ることで、ひとつひとつの動きが作品として芸術美へと昇華する瞬間に強く心を動かされました。
橋本さんから教わった振付には「女性らしさ」が織り込まれており、パターン化された動きの中から感情が滲み出る表現にも魅力を感じました。ワークショップでは、改めて緻密な構造とダンスが日常的に織り込まれる繊細さを体験できました。
最後には「Re:Rosas!」の撮影に参加し、「間違えることを楽しむ」という言葉に支えられてその瞬間の踊りを心から楽しむことができました。
私自身、Rosasの作品が好きで今作も何度も映像で見ていたため、実際に橋本さんに教えていただく経験は、当事者ならではの解釈や言語表現があり、とても貴重なものと感じました。また、振付の構造を組み立てた時に浮かび上がる美しさを知ることができてとても刺激的な時間となりました。
私自身も自分らしさを探索して、振付・創作においても、ダンサーとしても、様々な表現をできるように積み重ねていきたいと思う時間になりました。
貴重な経験を有難うございました。
4年田島さつき
橋本唯香さん、お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。
次回はどんな先生がニチジョのダンス学科に来てくださるのでしょう!お楽しみに!!✨




